アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
私は、韓国語を教えている生徒さんにいつも日本語から韓国語への翻訳作文を宿題でしてきてもらっています。
その中で、よく間違いが発生するのが、「まだ~していません」を韓国語にする際です。
「まだ~していません」というこの文、とてもシンプルなようで、実は日本語ならではの表現でもあり、少し注意が必要なのです!
「まだ~していません」は、過去形で表現する
正解から言いますと、「まだ~していません」は、韓国語では過去形を使って表現します。
例えば、「まだご飯を食べていません」という文の場合、「まだご飯を食べませんでした」に置き換えます。
そして、次のような文を作ります。
아직 밥을 안 먹었어요.
(まだご飯を食べませんでした=まだご飯を食べていません)
なぜ、このようなになるのか?というと、それは日本語の「まだ~していません」と言う表現自体がちょっと特殊だからなのです。
日本語は「~していません」という表現で、「その時までに実現していないこと」を表すことができます。
でも、これは日本語での話。韓国語には通じません。
ですので、まずは、この特殊な日本語表現を、韓国語にも通じる表現「まだ~しませんでした」に置き換える必要があるのです。
よくある間違い
よくやってしまう間違いは、例えば、「~ていません」を、【-고 있다】で頑張って表現しようとしてみたり・・・
✖ 아직 밥을 안 먹고 있어요.
シンプルに現在形で表現してみようと思ったり・・・
✖ 아직 밥을 안 먹어요.
どちらも、「まだ~しなかった」という意味合いをだすことはできません。ご注意ください。
「まだ~していない」の例文
「まだ~してない」を使った例文を見てみましょう。
그 영화는 아직 안 봤어요.
(その映画はまだ見ませんでした=まだ見ていません)
아직 안 갔어요.
(まだ行きませんでした=まだ行ってません)
参考記事
今回の「まだ~していません」のように、日本語では現在形なのに、韓国語では過去形で表すことは、ちらほらあります。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。