アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
韓国語の会話で【어떻게 보면】という表現を耳にしたことはないでしょうか?
とても便利で使いやすく、会話に頻繁に登場する【어떻게 보면】という表現について、今日は見ていきたいと思います。
ネイティブがよく使う韓国語表現【어떻게 보면】とは?
【어떻게 보면】を分析してみると・・・
【어떻게】は、「どのように」という意味がもっとも有名ですが、「ある立場では」という意味でも使われます。
そして、【보면】は、「見たら」という意味ですので、【어떻게 보면】で「ある立場で見たら」というのが直訳になります。
より日本語らしくするならば・・
・見ようによっては
・ある意味で
・見方によって
・ともすれば
・見方次第では
という意味になります。
ネイティブがよく使う韓国語表現【어떻게 보면】の使い方
では、次に、具体的な使い方を見ていきましょう。
多いのが、相反する形容詞をつかって「見ようによっては〇〇で、見ようによっては××で」と表現するパターンです。
어떻게 보면 못생겼고 어떻게 보면 예쁘기도 하고.
(見ようによっては不細工で、見ようによってかわいくもあって)
어떻게 보면 이쁘고 어떻게 보면 이상하고.
(見ようによってはかわいくて、見ようによってはおかしくて)
그 사람은 어떻게 보면 좀 이상한 것 같아요.
(その人はある意味でちょっとおかしいです)
어떻게 보면 지금까지 전부 다 운이었다는 생각이 들어요.
(見ようによっては、今まで全部が運だったような気がします)
ネイティブがよく使う韓国語表現【어떻게 보면】の類似表現
【보다】の代わりに【생각하다】を使った【어떻게 생각하면】も同じニュアンスで使われます。
「考えようによっては」「考え方次第では」という意味になります。
어떻게 생각하면 예의가 없는 행동일지도 모르겠다.
(考え方次第では、礼儀のない行動かもしれません)
어떻게 생각하면 웃긴 일이기도 한다.
(考え方によっては、おかしな話でもあります)
【어떻게 보면】も【어떻게 생각하면】も、とても使い勝手の良い便利な表現です。
ぜひ、マスターして活用してみてください。