アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
今回も、韓国語会話に度々登場する表現【별거 아니다】を紹介していきたいと思います。
ぜひ、ご一読ください。
ネイティブがよく使う韓国語表現【별거 아니다】とは?
【별거 아니다】 を分解してみると、
【별거】=【별것】の縮約形、「珍しいこと、おかしなこと」
【아니다】=~ではない
となります。つなげて直訳すると「珍しいことではない」「おかしなことではない」となります。
会話では、
・取るに足らない
・つまらない
・たいしたことではない
というニュアンスでよく使われます。
ネイティブがよく使う韓国語表現【별거 아니다】の使い方
では、具体的な使い方を見ていきましょう。
별거 아닌 +名詞 / つまらない〇〇
よく使われるのが連体形【별거 아닌】という形です。
【별거 아닌 것(거)】 【별거 아닌 일】 とすれば「珍しいことではないこと」=「つまらないこと」という意味で使うことができます。
定番表現は【-가지고】(~で)と組み合わせた【별거 아닌 거 가지고】です。
별거 아닌 것 가지고 왜 그렇게 고민해?
(つまらないことでなんでそんなに悩むの?)
별거 아닌 일로 화내지 마.
(つまらないことで怒らないで)
他にも「ごくごく普通のもの」というニュアンスで使うこともできます。
例えば、「ごくごく普通の特別な食べ物ではないけれど、本当においしい」というひょうなことを表現する場合、次のように言えます。
별거 아닌 음식인데 정말 맛있었다.
(ごくごく普通の食べ物だけれど、本当においしかった)
별거 아니지만 / たいしたことではないけれど・・・
逆接「~だけれども」を意味する【-지만】も 【별거 아니다】と相性ピッタリです。
【별거 아니지만】で、「つまらないことだけれど」「たいしたことではないけれど」という意味になります。
남들이 보면 별거 아니지만, 나에게는 큰 의미가 되는 날들이 있다.
(ほかの人が見たら大したことがないけれど、私には大きな意味がある日々がある)
있는 사람들에겐 별거 아니겠지만 없는 사람들에겐 큰 돈이에요.
(持っている人たちにはしたいことがないだろうけれど、お金のない人々たちには大金です)
별거 아닌데 / たいしたことではないけど・・・
【-ㄴ데】を付けた【별거 아닌데】もおなじみの表現です。
막상 해보면 별거 아닌데, 우리는 해보지도 않고 겁을 먹는일이 많다.
(実際にやってみたら、たいしたことではないのに、私たちはやっても見ないで怖がることが多い)
별거 아닌데 짜증나네요.
(たいしたことじゃないのに、イライラしますね)
별거 아니라서 / たいしたことではないから
【-라서】(~ので)を組み合わせて【별거 아니라서】にすれば「たいしたことではないから」という意味で使うことができます。
별거 아니라서 말 안 했어요.
(たいしたことじゃないから、言いませんでした)
당연하고 별거 아니라서 기억하지 못했어요.
(当然で、たいしたことではないので、覚えてませんでした)
별거 아니니까 / たいしたことではないので
理由を表す【-니까】を付けて【별거 아니니까】(たいしたことではないので)もよく耳にする表現です。
별거 아니니가 신경 쓰지 마세요.
(たいしたことじゃないので、気にしないでください)
이건 별거 아니니까 그냥 넘어가죠.
(これはたいしたことではないので、やり過ごしましょう)
별거 아니잖아요/ たいしたことではないじゃない
相手に「たいしたことじゃないじゃん!」と言いたいときには、【-잖아요】を付けて【별거 아니잖아요】とすればOKです。
하고 나니까 별거 아니잖아.
(やってみたらたいしたことないじゃない)
그거야 뭐 별거 아니잖아요.
(そんなことたいしたことじゃないじゃない)
いかがでしたでしょうか?
会話に本当に頻繁に登場する表現です。ぜひ、マスターして活用してみてください。