アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
感情や状況が、調整が難しくなるほど混乱したときに「パニックになる」と言いますが、韓国語ではなんて言うのでしょうか?
「パニック」を韓国語にそのまま訳する場合、外来語「パニック」そのまま【패닉】、または、【패닉】に【상태】(状態)を付けて【패닉상태】と表すこともできますし、漢字語【혼란 상태】(混乱状態)を使うことも可能です。
動詞「~になる」は、【-이/가 되다】(~になる)を使うこともできますが、【-에 빠지다】(~に陥る)が使われることが多いです。
패닉상태에 빠졌다.
(パニック状態に陥った≒パニックになった)
혼란상태에 빠졌다.
(混乱状態に陥った≒パニックになった)
ですが!!ちょっと待ってください。
実は、これらの表現よりもより韓国語らしいもの、より韓国語ネイティブが使いそうなものがあるのです。
それは【난리】という単語と【당항하다】という単語です。
状況が「パニックになる」→【난리】
例えば、空港に有名人がやって来て、人があふれてしったとき「空港がパニックになった」と表現することがあります。
このようなその場の状況が収拾がつかなくなる状態を説明するときに使う「パニックになる」には、【난리】がぴったりです。
【난리】 には「大騒ぎ」「大事件」「大騒動」「パニック」などなどいろんな意味があります。
【난리가 나다】で「大騒ぎになる」「パニックになる」というニュアンスとして使うことができます。
현장은 난리가 났어요.
(現場はパニックになりました)
心理的に「パニックになる」→【당황하다】
次に、突拍子もないことが起きて心理的に「パニックになる」場合には、【당황하다】がぴったりです。
【당황하다】の意味としては「慌てる」が有名ですが、「驚いたり、事が緊急でどうすればよいか分からない」という意味として使われています。
韓国語ネイティブの会話を聞いているとこの【당황하다】 が、「パニックになる」というニュアンスとして使われているケースが多いです。
지갑을 잃어버렸을 때 완전히 당황했어요.
(財布を無くした時完全にパニックになりました)
以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。