アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
赤ちゃんが生まれてから歩けるようになるまでの様々な動作の表現は、なかなか独特です。
例えば「ハイハイする」とか「首が座る」とか。大人の動きを表す際には、ほぼ使いませんが、赤ちゃんの成長を語るには必須の表現ばかりです。
今回は、「赤ちゃんの動き」に注目し、様々な動作を韓国語でどのように表現するのか見ていきたいと思います。
首が座る / 목을 가누다
まずは、「首が座る」という表現。
韓国語では、【가누다】という動詞を使います。 【가누다】には「支える」という意味があります。
【목을 가누다】で「首を支える」、つまり「首が座る」となるわけです。
목을 가눌 수 있어요.
(首を支えることができます=首が座っています)
【가누다】の名詞形【가누기】もよく使われます。
아직 목 가누기가 안돼요.
(まだ首を支えることができません=首が座っていません)
寝返り / 뒤집기
「寝返り」は、韓国語では【뒤집기】という単語を使います。
【뒤집기】は、「ひっくりかえす」という意味のある動詞【뒤집다】の名詞形です。
아기가 뒤집기 했어요.
(赤ちゃんが、寝返りをしました)
ずりばい / 배밀이
赤ちゃんがするほふく前進のような動作を「ずりばい」と言いますが、韓国語では【배밀이】と言います。
【배밀이】の【배】は「お腹」、【밀이】は、「押す」とか「進ませる」という意味の動詞【밀다】から来ているのでは?と思います。
배밀이로 이동할 수 있게 됐어요.
(ずりばいで移動できるようになりました)
ハイハイ / 기어가다・기어다니다
「ハイハイ」は、「這う」という意味のある動詞【기다】に【가다】(行く) や【다니다】(行き来する)をくっつけて【기어가다】【기어다니다】と表現します。
아기가 잘 기어다녀요.
(赤ちゃんが上手にハイハイします)
語幹を【-기】に変えれば名詞形としても使えます。
기어가기 연습
(ハイハイの練習)
つかまり立ち / 잡고서다
「つかまり立ち」は、【잡고서다】(つかまって立つ)となります。
こちらも名詞形は語幹を【-기】にすればOKです。
아기가 잡고서기를 하기 시작했어요.
(赤ちゃんがつかまり立ちをはじめました)
つたい歩き / 잡고걷다
「つたい歩き」は、「つかまって歩く」という意味の【잡고걷다】で表現します。
잡고걷기 시작하고 얼마쯤 있다 걸어요?
(つかまり立ちをはじめてどれぐらいで歩きますか)
寝ぐずり / 잠투정
「寝ぐずり」は、【잠투정】です。
【잠】は「眠り」、【투정】は「だだをこねること」「すねること」を意味します。
우리 아이는 잠투정이 심해요.
(うちの子は寝ぐずりがひどいです)
指しゃぶり / 손가락을 빨다
「指しゃぶり」は、「指をしゃぶる」という意の【손가락을 빨다】で表現します。
아기가 손가락을 자꾸 빨아요.
(赤ちゃんがしょっちゅう指をしゃぶります)
名詞形は【빨기】になります。
손가락빨기 방지 장갑
(指しゃぶり防止の手袋)
以上、ざーっと思いついた「赤ちゃんの動き」を韓国語を紹介してみました。
何かの参考になればうれしいです。