アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
心に何らかの衝撃を受けた状態を表す時「ビビッとくる」と言いますよね。
この「ビビッとくる」という表現、韓国語では何て言うのでしょうか?
韓国語ではピタッと当てはまる単語はないので、似ている表現を探してくるしかありません。
少し俗っぽい表現【필이 꽂히다】を使う
まず1つ目は、少し俗っぽい表現になってしまうのですが【필이 꽂히다】を使う方法です。
【필】は、英語「feel」。そして【꽂히다】は「刺さる」。
英語の「feel」には、「感覚」「感じ」「センス」などの意味があります。
ですので、直訳すると「感じが刺さる」「感覚が刺さる」。意訳すると「気持ちに刺さる」「胸にぐっとくる」、さらに広げて「強く惹かれる」「とても気に入る」という意味で使われます。
一般の会話では「強く惹かれる」というニュアンスで使われることが多いので、「ビビッとくる」の瞬間的、電撃的なニュアンスを完全に表現できるかというと役不足な感もありますが、近いものがあります。
이 곡은 한 소절 듣는 순간 필이 꽂혔다.
(この曲は1節聞いた瞬間ビビッときた)
보자마자 필이 꽂혔다.
(見た瞬間ビビッときた)
正統派【짜릿하다】を使う
もう1つは、【짜릿하다】とい形容詞を使う方法です。先ほどの【필이 꽂히다】は俗っぽく、若者言葉という感じでしたが、 【짜릿하다】は、俗っぽさはありません。
【짜릿하다】は、「味がぴりっとする」「舌がぴりっとする」という場合の「ぴりっとする」を表したり、または、胸が「じーんとする」何かの魅力にひかれて「しびれる」、感電して「びりびりする」というような文で使われます。
ですので「ビビッと」の電撃感を出すにはぴったりかなと思います。
짜릿한 첫 만남을 가졌다.
(ビビッとくる初めての出会いを持った=初めて出会ってビビッときた)
뭔가 짜릿하게 왔다.
(何かがビビッときた)
뭔가 짜릿하게 느껴졌다.
(何かがビビッと感じられた)
以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。