アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
「のんきにテレビばかり見ている」「のんきな人」「のんきな性格」というように、何も心配事がなさそうな様子、性格や気分がのんびりとしている様子を「のんき」という言葉で表現します。
この「のんき」、韓国語ではどのように表現するのでしょうか?
韓国語ではいくつか言い方があるのですが、共通している点は【태평】という単語を使う点です。
【태평】 は、漢字で書くと「泰平」、意味は「世の中が平和に治まり穏やかなこと」。
私たちが頻繁に使う「のんき」と少し離れているようにも感じるのですが・・・・「泰平」をつかって「のんき」を表現するのが韓国語流です。
では、具体的に見ていきましょう。
形容詞【태평하다】を使う
【태평하다】は、直訳すると「泰平だ」という意味になります。「国が泰平だ」というようなときにも使いますが、「のんきだ」「気楽だ」という意味としても使います。
그 사람은 너무 태평해서 보고 있으면 짜증나요.
(その人はとてものんきなので見ていたらイライラする)
形容詞【태평스럽다】を使う
【태평】 に「~らしい」という意味のある【-스럽다】を付けた【태평스럽다】も「のんきだ」という意味の形容詞として使うことができます。
그 사람은 낙천적이고 태평스러운 성격을 갖고 있다.
(その人は楽天的でのんきな性格をしている)
名詞【천하태평】を使う
【천하태평】 は、漢字で「天下泰平」。 これだけをみるととても仰々しいのですが、「何事も心配がなくのんきなこと」という意味で使うことができます。
중학교 가기 전 무엇을 준비해야 할지 난 벌써부터 걱정인데, 딸아이는 천하태평이다.
(中学校に入る前に何を準備するべきか私は今から心配なのに、娘はのんきだ)
名詞【만사태평】を使う
【만사태평】 は、漢字で「万事泰平」。「万事に憂いなくのんきに構えること」という意味があります。
시험이 코앞인데 만사태평인 아들을 보니 속이 터지네요.
(試験が目の前のなにのんきな息子を見ると腹が立ちます)
以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。