アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
今日は韓国語ならではの単語【진심】です。
いろんな場面でこの【진심】は耳にします。 【진심】を使ったいろんな表現パターンを紹介したいと思いますので、ぜひご一読ください。
ネイティブがよく使う韓国語【진심】とは?
まずは、【진심】の意味を確認したいと思います。
【진심】は、漢字で書くと「真心」。日本語でも「真心」という単語があるので、理解しやすいです。
辞書を見ると、 【진심】 の意味として、次のようなものがあがっています。
・真心
・ いつわりのない心
・本気
いくつか訳し方はあるもののベースとなる意味は「本当の心」というニュアンスです。
ネイティブがよく使う韓国語【진심】の使い方
では、具体的な使い方を見ていきましょう。
진심+이다の表現
まず、指定詞【-이다】を使った表現から。
진심이에요:本気です
基本は【이에요】(~です)がつく形。「本気です」という意味で使えます。
제 마음은 장난이 아니라 진심이에요.
(私の気持ちはふざけたものではなく本気です)
【이에요】 を疑問文で使えば「本気なの?」という問いかけとして使えます。
진심이에요?
(本当?本気ですか?)
仲の良い間柄でよく使われるのが【이야?】の形です。「本気なの?」という意味で会話でよく使われます。
진심이야?
(本気なの?)
진심일까요?:本気でしょうか?
【-ㄹ까요】(~でしょうか)をつけた形もよく見かけます。
이런 말은 진심일까요?
(こんな言葉は本気なのでしょうか)
진심일 수 있다:本気かもしれない
【-ㄹ 수 있다】(~かもしれない)をつければ「本気かもしれない」という意味で使うことができます。
상대방은 장난아닌 진심일 수 있어요.
(相手はふざけているのではなく、本気なのかもしれない)
진심인지:本気なのかどうか
【-인지】(~どうか)も【진심】と相性ぴったり。「本気かどうか」という意味になります。
진심인지 확인하고 싶어요.
(本気なのかどうか確認したいです)
【-인지】の後に【아닌지】を付けた【-인지 아닌지】(~かどうか)よくセットで使われます。「本気なのかそうじゃないのか」という意味になります。
진심인지 아닌지 모르겠어요.
(本気なのかそうじゃないのか分かりません)
진심+助詞の表現
次はいろんな助詞と【진심】との組み合わせを見ていきたいと思います。
진심으로:心から
助詞【으로】 と組み合わせると「真心で」「心から」「本気で」といった意味で使うことができます。
진심으로 사과드립니다.
(心からお詫びいたします)
진심으로 감사합니다.
(心から感謝します)
진심으로 그런 말을 해요?
(本気でそんなことを言ってるの)
진심에서:真心から
【-에서】(~)を組み合わせると「心から」「真心から」という意味になり、主に【나오다】(出る)という動詞とセットで使われることが多いです。
거짓 없는 진심에서 나오는 말이 상대의 마음의 문을 엽니다.
(嘘のない真心から出てくる言葉が相手の心のドアを開きます)
진심+動詞の表現
次は、【진심】と動詞の組み合わせです。
진심을 다하다:真心を尽くして
一番定番なのが【다하다】(尽くす)との組み合わせです。「心を尽くす」「真心を尽くす」という意味で使われます。
진심을 다해 사과해야 한다.
(真心を尽くして謝罪をしなければならない)
진심을 담다 :真心を込めて
【담다】 (込める)も 【진심】との相性ぴったりです。「心をこめる」「真心をこめる」という意味で使われます。
진심을 담아 연기하겠습니다.
(真心こめて演技します)
진심을 전하다:真心を伝える
【진심】+【전하다】(伝える)もよく見かける組み合わせです。
팬들에게 진심을 전하고 있다.
(ファンに真心を伝えている)
진심이 닿다:真心が通じる
【닿다】は「着く」「届く」という意味のある動詞です。【진심이 닿다】は、直訳すると「真心が届く」、つまり、「真心が通じる」というニュアンスを表現することができます。
국적, 인종, 언어를 넘어 진심이 닿았다.
(国籍、人種、言語を越えて真心が通じた)
진심이 어리다:真心がこもる
【어리다】は、いろんな意味のある動詞ですがその中に「こもる」というものもあります。
「真心がこもる」という言いたい時には、この【어리다】 で表現することができます。
진심 어린 사과
(真心がこもった謝罪)
あとがき
いかがでしたでしょうか?【진심】をつかったいろんな表現、韓国ドラマで耳にしたことがあるものばかりではないでしょうか。
日本語で「本当の心」「真心」なんて日常会話で頻繁に使うものではないですが、韓国語では常連の単語です。
ぜひ、マスターして活用してみてください。