アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
「都合が悪い」「都合がよい」「都合に合わせる」「都合で・・」などなど、日本語の会話で頻繁に問う登場する単語「都合」。
日本語ではとっても便利な「都合」ですが、韓国語ではなんというのでしょうか?
韓国語にはぴたっと「都合」にあてはまる単語がありません。ですので、ケースバイケースでいろんな訳をしていく必要があります。
都合がよい
まずは、「都合がよい」という表現をみていきます。
「都合がよい」を使うことが多いのは、相手に「いつが都合がよいですか」と聞いたり、「都合がよいときに〇〇してください」と言ったりする場面ではないかと思いますので、この2つのケースを例にみていきましょう。
相手の「都合」を聞く場合
「都合がよい」を表現する場合、【편하다】(楽だ、快適だ)と言う形容詞を使うのが無難です。【시간이 편하다】を直訳すると、「時間が快適だ、楽だ」となりますが、「時間の都合が良い」というニュアンスでよく使われます。
언제 시간이 편하세요?
(いつ時間が快適ですか=ご都合が良いですか)
もっと簡単な形では、【괜찮다】(大丈夫)を使うパターンもあります。
언제 시간이 편하세요?
(いつ時間が大丈夫ですか=ご都合が良いですか)
【시간이 되다】は、「時間が可能だ」「時間がある」という意味の表現です。これを使っても「都合」のニュアンスは出すことができます。
언제 시간이 되세요?
(いつ時間がありますか=都合が良いですか)
もっと具体的に【스케줄】(スケジュール)という単語を使う表現方法もあります。【스케줄이 좋은 날】(スケジュールが良い日)=「都合の良い日」となります。
스케줄이 좋은 날을 알려 주세요.
(スケジュールがよい日=都合の良い日を教えてください)
「都合」がよい時に〇〇しよう、〇〇してくださいという時
次は、相手に「都合」が良い時に〇〇しよう、〇〇してください・・・と言いたい時の表現です。
やはりこの場合にも、形容詞の【괜찮다】(大丈夫だ)、【편하다】(快適だ)、慣用表現の【시간이 되다】(時間が可能だ、時間がある)を使って表すことが多いです。
시간 괜찮을 때 만나요.
(時間が大丈夫な時=都合が 良い時会いましょう)
시간이 될 때 전화 주세요.
(時間があるとき=都合が良い時電話してください)
언제든지 편할 때 연락 주세요.
(いつでも快適な時=都合が良い時連絡してください)
「都合」が悪い
次は、「都合」が悪い場合の表現です。
時間的に「都合」が悪い場合
まずは、時間的がないという意味で「都合が悪い」と言いたい時には、【시간이 되다】 (時間が可能だ、時間がある) の否定形【시간이 안되다】 (時間がない) を使って表現されることが多いです。
오늘은 시간이 안되서 못 가요.
(今日は時間がだめで=都合が悪くて行けません)
その他、 【스케줄】(スケジュール) をつかって【스케줄이 안 맞다】(スケジュールが合わない)と表現することもできます。
오늘은 스케줄이 안 맞아서 못 갈 것 같아요.
(スケジュールが合わなく=都合が悪くて行けません)
状況的に「都合」が悪い場合
他の用事があるから、事情があって「都合悪い」と言う場合の表現を見ていきます。
【사정】(事情)、【이유】(理由)に【개인적】(個人的)をつけた【개인적인 사정】(個人的事情)、【 개인적인 이유】(個人的理由)を使った表現が定番です。
오늘은 개인적인 사정이 있어서 못 갑니다.
(今日は個人の事情があって=都合が悪くて行けません)
오늘은 개인적인 이유로 못 갑니다.
(今日は個人的な理由で=都合が悪くて行けません)
もっとシンプルに【일이 있다】(用事がある)を「都合が悪い」というニュアンスで使うこともできます。
오늘은 좀 일이 있어서 못 갑니다.
(今日はちょっと用事があって=都合が悪くて行けません)
以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。