ネイティブがよく使う韓国語【달갑다】をマスターする。

便利な形容詞・副詞

アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。

今回ご紹介する単語は形容詞の【달갑다】です。面白いことに、この単語は、後ほど詳しく例文で説明しますが、否定的な文で多く使われます。

知っているととても便利な単語です。

ぜひ、ご一読ください。

ネイティブがよく使う韓国語【달갑다】とは?

【달갑다】 は、形容詞です。

意味を辞書で見てみると次のような意味が載っています。

・満足だ

・有難い

・喜ばしい

・不満がない

どれも良い意味なのですが、 【달갑다】 は、ほとんど否定文で使われます。

つまり、「満足だ」「有難い」「喜ばしい」という意味がすべて否定されて使われることが多いのです。

ネイティブがよく使う韓国語【달갑다】の使い方

では、いろんな使い方を見ていきたいと思います。

シンプルな否定形:달갑지 않다

まずは、シンプルな否定文。【-지 않다】の形です。

本来はお客さんは嬉しい存在ですが、夜中に来るお客さんは「嬉しくない」「喜ばしくない」「ありがたくない」ものです。そういうような状況を説明する際【달갑다】がぴったりです。

밤중에 집에 방문하는 손님은 달갑지 않다.

(夜中に家に訪れるお客は嬉しくない)

働いているお母さんにとって幼稚園のお休みは「喜ばしくない」ものです。この場合にも、 【달갑다】 の否定文で表現します。

워킹맘이라 유치원 봄방학이 달갑지가 않아요.

(ワーキングマザーなので幼稚園の春休みは嬉しくないです)

連休は嬉しいものですが、例えば、いろいろな準備をしないとだめなお嫁さんの立場からすると、連休も「嬉しくない」ものになり、やはり【달갑지 않다】で表現できます。

설 연휴가 달갑지 않아요.

(お正月の連休が嬉しくないです)

連体形+名詞+이/가 아니다:달가운+名詞+이/가 아니다

次は、同じ否定の意味ですが、【달갑다】の連体形【달가운】+名詞を、【-이가 아니다】を使って否定する形です。

【달가운 것이 아니다】(有難い、喜ばしいことではない)、【달가운 일이 아니다】( 有難い、喜ばしいことではない)、【달가운 소식 아니다】(有難い、喜ばしい知らせではない)などは慣用的によく使われます。

제 입장에서는 그의 도움은 그다지 달가운 것이 아니었다.

(私の立場では彼の助けはそれほど有難いものではありませんでした)

여기가 관광지가 된 것은 지역주민 입장에서는 그다지 달가운 일이 아니었다.

(ここが観光地になったことは地域住民にとってはあまり喜ばしいことではありませんでした)

솔직히 달가운 소식은 아니죠.

(正直、嬉しい知らせではないですよね)

사실 썩 달가운 선물이 아니었던 것 같아요.

(実は非常に嬉しいプレゼントではなかったようです)

否定形の連体形+名詞:달갑지 않은+名詞

次もやはり否定の文ですが、今度は連体形の否定形【달갑지 않은】を使うパターンです。

「嬉しくない〇〇」「喜ばしくない〇〇」「有難くない〇〇」という意味で使われます。

有名どころでは【달갑지 않은 친절】があります。これは直訳すると「嬉しくない親切」「有難くない親切」となりますが、意訳して「有難迷惑」という意味で使われます。

누군가의 충고는 지금의 나에겐 달갑지 않은 친절에 지나지 않다.

(誰かのアドバイスは今の私には有難迷惑に過ぎない)

他にも、いろんな名詞とくっつけて使うことができます。

달갑지 않은 손님이 찾아왔다.

(嬉しくないお客がやってきた)

봄이 달갑지 않은 이유가 바로 이 미세먼지 때문이다.

(春が嬉しくない理由は正にこのPM2.5のせいです)

달갑지 않은 초대를 거절하고 싶으면 어떻가 하면 좋을까요?

(有難くない招待を断りたければどのようにすれば良いのでしょう)

動詞を修飾する形:달갑게

動詞を修飾する形【달갑게】もおなじみです。

【달갑게】の場合にも、後に続く動詞が否定文になる表現が慣用的に多く使われます。

よく使われる表現は、【달갑게 여기지 않다】(喜ばしく思わない)、【달갑게 느끼지 않다】 (喜ばしく感じない)、 【달갑게 생각하지 않다】(喜ばしく思わない) などです。

관광지가 아닌 마을들은 관광객들 오는 거 그리 달갑게 여기지 않았다.

(観光地ではない町は、観光客が来ることをあまり良く思っていなかった)

엄마의 표정은 그리 달갑게 느끼지 않는 표정이었다.

(母の表情はそれほ好ましく感じない表情だった)

이것을 달갑게 생각하지 않은 국민도 많았다.

(これを好ましく思わない国民も多かった)

【달갑게】 は、否定文以外でも使われます。その場合には、「不満なく」=「いとわず」「甘んじて」というニュアンスで使われます。

어떠한 비판도 달갑게 받겠다.

(どんな批判も不満なく=いとわず受けるつもりだ)

여러분의 쓴 소리를 달갑게 들었습니다.

(皆さんの苦言を不満なく=いとわず聞きました)

あとがき

いかがでしたでしょうか?

もともとはポジティブな意味なのに、多くの場合否定的な文でつかわれるちょっと悲しい単語ですが「有難くない」「嬉しくない」という表現にピッタリです。

ぜひ、マスターして活用してみてください。

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