ネイティブがよく使う韓国語【끼다】をマスターする。

便利な動詞

アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。

今回ご紹介するのは動詞の【끼다】

【끼다】は、いろんな意味がある動詞です。

そして、「食べる」「飲む」のような主要な動詞ではないもののここぞという時に良い働きをしてくれるすごい便利な動詞でもあります。

ネイティブがよく使う韓国語【끼다】とは?

よく目にする動詞【끼다】ですが、実は動詞の種類により以下の4つにわけることができるのです。

①自動詞【끼다】

②自動詞【끼이다】 の縮約形の【끼다】

③ 他動詞【끼다】

④ 他動詞【끼우다】の縮約形の【끼다】

自動詞とは?自らの動きを表す動詞。動作・作用が他には及ばず、自らの動きだけで完結。目的語が不要。

例:ドアが開く。景色が見える。

他動詞とは?動作が他に及ぶ動詞。動作の対象である目的語が必要。

例:ドアを開ける。景色を見る

同じ【끼다】でもこのように4つの種類があり、当然意味も違ってきます。

では、それぞれの【끼다】の意味と使い方を見ていきたいと思います。

①自動詞【끼다】の意味と使い方

まずは、自動詞【끼다】から。自動詞【끼다】1つだけにも複数の意味がありますが、イメージとしては「何かが発生する、生じる」と言うニュアンスのある動詞です。

~が立ち込める、かかる

霧や雲が「立ち込める」「かかる」という意味で使われます。

天気予報でよくこんな文が登場します。

가끔 구름이 끼겠습니다.

(時々雲がかかるでしょう)

가시거리 200m 이하의 짙은 안개가 끼었습니다.

(可視距離200メートル以下の深い霧が立ち込めた)

~がたまる、付く

耳あか、目やに、ほこり、水垢といったものが「たまる」「付く」という意味で使われます。

아침에 눈곱이 끼어서 눈을 뜨지 못할 정도다.

(朝目やにがついて目が開けられないほどだ)

여름이라 금새 핑크색 물때가 끼었다.

(夏なのですぐにピンク色の水垢がついた)

먼지가 끼지 않도록 커버를 사용하는 게 좋아요.

(ほこりがつかないようにカバーを使うのが良いです)

~が生える

コケ、カビが「生える」という意味で使われます。

곰팡이 낀 화장실 누구나 깨끗하게 청소하는 방법

(カビが生えたトイレ誰でもきれいに掃除する方法)

계곡의 바위에는 많은 이끼가 끼여 있었다.

(渓谷の岩にはたくさんのコケが生えていた)

~が帯びる、漂う

表情や声にある感情を「帯びる」、感情が「漂う」という意味で使われます。

화가 낀 목소리로 말했다.

(怒りを帯びた声で話した)

얼굴에 묘한 웃음이 끼어 있었다.

(顔に妙な笑いを漂わせていた)

②自動詞【끼이다】の縮約形 【끼다】 の意味と使い方

自動詞【끼이다】の縮約形 【끼다 】もいくつか意味がありますが、イメージとしては「何かがはまる、がっちり入る」というニュアンスの動詞です。

~が挟まる

指がドアに「挟まる」、食べ物が歯に「挟まる」 、服が電車の扉に「挟まる」・・・といった時に使うことができます。

어금니 음식물 끼어서 불편해요.

(奥歯に食べ物が挟まって不快です)

손가락이 문에 끼었다.

(指がドアに挟まった)

~がきつく締め付ける、きちきちだ

先ほどの「挟まる」の意味をさらに強めて「ぎゅうぎゅう」した感じで、「締め付ける」「きちきちだ」という意味でも使われます。

ピタッとした服のことは【끼다】の連体形を使って【끼는 옷】と表現されます。

평소 꽉 끼는 옷을 별로 좋아하지 않다.

(普段ぎゅっと締め付ける服をあまり好きではありません)

指に指輪がはまって抜けない・・といった状況も【끼다】で表現できます。

반지가 손가락에 끼어 빠지지 않을 경우 어떻게 하면 될까요?

(指輪が指にギュッとはまって抜けない場合どうすればいいでしょうか)

~が仲間入りする、加わる

何かが何かの仲間に入る、加わるときにも【끼다】が使われます。

よく使われる慣用表現は【대열에 끼다】(隊列に加わる)と【틈에 끼다】(集まった人々の中に加わる)です。

선진국 대열에 끼었다

(先進国隊列の仲間入りをした)

구경꾼들 틈에 었다.

(見物客の中に加わった)

③他動詞【끼다】の意味と使い方

続いて他動詞です。他動詞は必ず目的語(~を)を伴います。

~を組む

まずは「組む」という意味での使い方。

【팔짱을 끼다】(腕を組む)、【깍지를 끼다】(手の指を組む)などが定番表現です。

애인하고 팔짱을 끼고 걷고 싶다.

(恋人と腕を組んで歩きたい)

양 손은 깍지를 끼어 목 뒤에 둔다.

(両手は、指を組んで首の後ろに置く)

~を近くにする、そばに置く

他にも「~を近くにする、そばに置く」という意味もあります。

「~が近くにあるアパート、カフェ、レストラン」という時に、【끼다】で表現されることも多いです。

해변을 낀 이국적인 카페

(海岸をそばに置く異国的なカフェ=海岸がすぐそばの異国的なカフェ)

우리 동네는 산을 끼고 있다.

(うちの町は山のそばにある)

~を重ねる

「~を重ねる」という意味でも使われます。この場合、【껴 신다】(重ねて履く)、【껴 입다】(重ね着る)という表現でよく使われます。

겨울에는 두꺼운 양말을 껴 신다.

(冬には厚い靴下を重ねて履く)

추워서 속에 엄청 껴 입었다.

(寒いので中にたくさん重ねて着た)

③他動詞【끼우다】の縮約形【끼다】の意味と使い方

次、同じく他動詞ですが【끼우다】の縮約形としての【끼다】です。

こちらも、複数意味がありますが「何かをきっちりはめる、がしっと入れる」というニュアンスの動詞です。

そして、先ほど紹介した自動詞【끼이다】とコンビのような関係です。例えば、 【끼이다】 が「挟まる」なら、【끼우다】は「挟む」といったように。

~を挟む

指に何かを「挟む」、脇に何かを「挟む」など・・・の表現で使われます。

손가락에 담배를 끼고 앉아 있다.

(指に煙草を挟んで座っていた)

그는 겨드랑이에 책을 끼고 걸었다.

(彼は脇に本を挟んで歩いた)

~をはめる

手袋を「はめる」、イヤホンを「はめる」、新しい電球や電灯を「はめる」、ボタンを「はめる」などの表現で使われます。

꼭 고무장갑을 끼고 사용하세요.

(必ずゴム手袋をして使用してください)

이어폰을 끼고 운전하고 있다.

(イヤホンをして運転している)

새로운 전구를 끼었다.

(新しい電球をはめた)

단추를 끼었다.

(ボタンをはめた)

あとがき

いかがでしたでしょうか?

【끼다】1つだけでもこんなにたくさん意味があるなんて・・・とちょっと韓国語の単語の怖さを感じてしまいますが、でも、いろんな意味で使える動詞を知っておくのは本当に儲けものです。

ぜひ、マスターして活用してみてください。

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