アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
忙しい日は、「手抜き料理」ですませることの多い私ですが、さて、この「手抜き」って、韓国語でなんて言うのでしょうか?
韓国語でピタッと一単語はありません。
いろんな表現があるかと思うのですが、多いのが次の2つの方法です。
【대충】を使う
まずは、副詞【대충】を使う方法。
【대충】 には、「大体、おおよそ、ざっと」という意味があります。もっとざっくり言うと「テキトーに」というニュアンスです。
【대충】 を使って「ざっと~する〇〇」という文を作り、「手抜き」の意味を出すことができます。
대충 요리
(大体料理=手抜き料理)
대충 레시피
(大体レシピ=手抜きレシピ)
대충 작업
(大体作業=手抜き作業)
대충 만든 요리
(大体で作った料理=手抜き料理)
대충 한 작업
(大体でした作業=手抜き作業)
【부실】を使う
2つ目は 【부실】(不実)を使う方法です。
【부실】は、「内容が充実していないこと」という意味のある名詞です。
【하다】をつけた形 【부실하다】 は形容詞となり、「充実していない」という意味になります。
【대충】よりも、 【부실】 の方がネガティブ感があります。「不実」と言うだけに、誠意がないという感じからなのでしょうか?
なので、悪いニュアンスで使われることが多いです。例えば、代表的な例が「手抜き工事」です。
부실 공사
(不実工事=手抜き工事)
【부실하다】の連体形を使うと次のようになります。
부실한 공사
(充実していない工事=手抜き工事)
他にも、最近、ひどい内容の給食 「手抜き給食」 が話題になったりしますが、それも、この【부실】を使って表現します。
부실 급식
(不実給食=手抜き給食)
부실한 급식
(充実していない給食=手抜き給食)
上の例のように【부실】は、非難する感じで使われることが多いのですが、もっと日常レベルで「手抜きの晩御飯」と言ういうような時にも、使われていることもあります。
반찬이 부실해요.
(おかずが充実していません=手抜きです)
부실한 저녁
(充実していない夕食=手抜き夕食)
以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。