アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
「〇〇は苦手です」と言う表現、何気によく使いますが、韓国語では何と表現するのでしょうか?
韓国語では、「苦手」の表す意味によって2つの表現を使い分けることができます。
「苦手」には、大きく2つの意味があります。
①得意でない 例:私は歌が苦手です。
②嫌いだ、嫌だ、扱いにくい 例:私は夏は苦手です。
それぞれの意味により使う韓国語も変わってきます。
では、早速見ていきましょう。
「得意でない」いう意味には【잘 못하다】
「得意でない」と言うニュアンスでの「苦手」には、動詞の【잘하다】(上手にする)の反義語【잘 못하다】(上手にできない)を使います。
直訳としては「上手にできない」となりますが、「苦手」と言うニュアンスで広く使われます。
저는 요리를 잘 못해요.
(私は料理が苦手です)
저는 운전을 잘 못해요.
(私は運転が苦手です)
【잘하다】には、「上手にする」という意味以外にも、「食べ物、飲み物などを好んで食べたり飲んだりする」と言う意味があります。
その反対の意味「好んで食べない、飲まない」=「苦手だ」というニュアンスでよく使われるのが次の分です。
저는 술을 잘 못해요.
(私はお酒が苦手です)
「嫌いだ」いう意味には【질색】
「嫌いだ」 というニュアンスの「苦手」には、形容詞【싫다】(嫌いだ)を使うこともできますが、韓国語らしさを出すのであれば【질색】を使うのもよさそうです。
【질색】 は、漢字で書くと「窒塞」と書くのですが、「嫌いだ」「苦手だ」「うんざりだ」という意味で日常会話でよく使われています。
良ければ 【질색】に関するこちらの記事を参考にしてください。
추운 건 질색이에요.
(寒いのは苦手です)
수학 공부는 질색이었다.
(数学の勉強は苦手でした)
以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。