アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
最近読み終わった2冊の本、どちらにも登場し「本当によくこの表現使うなあ」と改めて感じたのが、今回ご紹介する【부러울게 없다】です。
知ってて損はなし、本当に便利な表現です。ぜひ、ご一読ください。
ネイティブがよく使う韓国語表現【부러울게 없다】とは?
【부러울게 없다】 は、どのような意味かを見てみましょう。
【부러울】=形容詞【부럽다】(うらやましい)の未来連体形
【게】=【것이】(ことが、ものが)の縮約形
【없다】=~ない
直訳すると「うらやましいことがない」となります。
実際の会話ではそこから広がり、「(うらやましいことがないぐらい)大満足だ、幸せだ」という意味で使われます。
「うらやましことがないぐらい幸せ、満足」というと、すごい大げさな響きですが、日本語でもちょっとしたことに(例えば、仕事の後のビール、素敵なカフェでのゆっくりタイム)、「最高だね~」「幸せな気分だ~」って表現しますよね?そんな軽いノリで使える表現です。
ネイティブがよく使う韓国語表現【부러울게 없다】 の使い方
では、具体的な使い方を見ていきましょう。
単独で使う
まずは、 【부러울게 없다】 だけで使うパターンです。
【-만 있으면】(~さえあれば)、【-네요】(~ですね)といった表現がよく一緒に使われます。
日本語訳は、「大満足です」「とっても幸せです」ぐらいでしょうか。
좋은 대화를 나누는 친구 하나만 있으면 부러울게 없다.
(良い会話ができる友達が一人いれば大満足です)
커피를 마시며 이렇게 있으니 부러울게 없네요.
(コーヒーを飲みながらこうやっていると本当に幸せですね)
【세상】と一緒に使う
単独でもたくさん使われますが、いろんな名詞をくっつけて使われることも多いです。
まず最も多いのが【세상】(世界)とセットで使うパターンです。
【세상 부러울게 없다】となり、「世界でうらやましいものがない=世界で一番幸せだ、大満足だ」という意味合いで使われます。
「世界で一番幸せ!」なんていうとかなり大げさに聞こえますが、あくまで表現の一種。ちょっとした幸せにも 【세상 부러울게 없다】 がよく使われます。
며칠 참았던 맥주도 한잔 마시니 세상 부러울게 없어요.
(数日我慢していたビールも一杯飲んで、最高です)
맥주 한잔하며 친구들과 수다를 떠니 세상 부러울게 없다.
(ビールを飲みながら友達とおしゃべりをしたら、大満足です)
【남】と一緒に使う
次は【 남 】(他人、他の人)とセットで使うパターンです。
【남 부러울게 없다】で、「他の人をうらやましいと思うことがない=自分が一番幸せ、大満足」という意味合いです。
이 순간만큼 남 부러울게 없다.
(この瞬間だけは、本当に幸せだ)
편하게 마사지 받으니 남 부러울게 없네요.
(気持ちよくマッサージを受けて、本当に幸せな気分ですね)
【더 이상】と一緒に使う
最後は【더 이상】(これ以上)とセットで使うパターンです。
【더 이상 부러울게 없다】で、「これ以上うらやましいものがない=今が一番幸せだ、大満足だ」という意味合いになります。
운동후 한잔은 더이상 부러울게 없다.
(運動後の一杯はこれ以上ないぐらい最高です)
책과 커피가 있으니 더이상 부러울게 없네요.
(本とコーヒーがあれば、これ以上ないぐらい満足です)
あとがき
いかがでしたでしょうか?
うらやましいものがないぐらい幸せ、うらやましいものがないぐらい大満足・・・それだけ聞くとすごい大そうな表現のように聞こえますが、「本当に幸せ」「最高!」「満足~」という軽い気持ちでよく使われている表現です。
ぜひ、マスターして活用してみてください。