アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
最近何かと耳にする「モンスターカスタマー」という単語。
要求が常識レベルをこえている、求めるサービスが度を越しているようなお客のことを指す単語です。
韓国にも同じように、「モンスターカスタマー」は存在するようです。
では、 「モンスターカスタマー」 は、韓国語でなんて言うのでしょうか?
韓国語では、純粋な韓国語を使うパターンと、外来語を使うパターンの2つがあります。
純粋な韓国語で表現するパターン
まず、純粋な韓国語では、【진상 손님】【진상 고객】と表現します。
【진상】という単語は、漢字で「進上」と書きます。 「進上」 のもともとの意味は、貴重な品物を目上の方に献上するという意味です。
しかし、献上する煩わしさのみが強調され、否定的な意味合いで使われるようにもなったそうです。最近では、見苦しい行為や、見苦しい行為をする人に否定的に使われるそうです。
その、【진상】に、【손님】(お客さん)、【고객】(顧客)をくっつけて 【진상 손님】【진상 고객】 が出来上がり、「見苦しい行為をするお客さん」= 「モンスターカスタマー」 という意味合いで使われています。
진상 고객때문에 스트레스가 많다.
(モンスターカスタマーのせいでストレスが多い)
진상 손님을 어떻게 대처해야 할까요?
(モンスターカスタマーはどのように対応すればよいでしょうか)
外来語で表現するパターン
もう1つの言い方は、外来語を使い【블랙컨슈머】(Black Consumer)と表現する方法です。直訳すると「黒いお客さん」。腹黒い感じがしますよね。
최근들어 블랙컨슈머로 인한 사업자의 고충이 더해지고 있다.
(モンスターカスタマーはどのように対応すればよいでしょうか)
블랙컨슈머 이렇게 대응하라!
(モンスターカスタマーはこのように対応しよう!)
参考までに、「クレームをつける」という表現は、こちらの記事をご覧ください。