アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
今回は、いかにも韓国語らしい表現!と言える便利な表現を紹介したいと思います。
使い勝手も抜群、日常会話でもよく登場する便利表現です。
ぜひ、ご一読ください。
ネイティブがよく使う韓国語表現【딱 잘라서】とは?
【딱 잘라서】 を分解してみると、
【딱】=「すっぱり」「きっぱり」という意味のある副詞
【잘라서】=動詞【자르다】の【아/어서】(~して)の形。「切って」という意味。
なので、直訳すると「すっぱり切って」「きっぱり切って」となります。
そこから意味は広がり、実際には「すっぱりと」「きっぱりと」「はっきりと」という意味で使われています。
ネイティブがよく使う韓国語表現【딱 잘라서】の使い方
【딱 잘라서】 が一緒に使われる動詞のパターンは大体の場合決まっています。
1つは、「言葉で何かを表現する」というニュアンスのある動詞、2つ目は「断る」というニュアンスのある動詞、そして3つ目は「選定、区分」というニュアンスのある動詞です。
では、具体的な使い方を見ていきたいと思います。
「言葉で表現する」という意味を含む動詞と合わせて
말하다 / 言う
【딱 잘라서】 ともっとも相性がよい動詞は【말하다】(言う)です。
「はっきり言う」「きっぱり言う」というニュアンスで使うことができます。
어디가 딱 좋다고 잘라서 말하기가 힘들어요.
(どこが良いかとはっきり言うことは難しいです)
어느 것이 더 낫다고 딱 잘라서 말할 수는 없다.
(どちらがより良いとはっきり言うことができない)
이야기하다 / 話す
【이야기하다】(話す) も【말하다】同様、 【딱 잘라서】 と共に使われる定番動詞です。
「はっきり話す」「きっぱり話す」という意味で使うことができます。
안 됟다고 딱 잘라서 이야기하세요.
(ダメだとはっきり話してください)
표현하다 / 表現する
【표현하다】が使われることもちょこちょこ見かけます。
「はっきり表現する」「きっぱり表現する」というニュアンスです。
딱 잘라서 표현할 수 없는 감정이 듭니다.
(はっきりと表現できない感情が沸いた)
「断る」という意味を含む動詞と合わせて
거절하다 / 拒絶する
【거절하다】(拒絶する)ともよく一緒に使われます。
「きっぱり断る」、さらにもっと意訳するなら「突っぱねる」と言ったニュアンスで使うことができます。
무슨일이든지 딱 잘라서 거절을 못하겠어요.
(どんなことでもきっぱり拒絶することができそうもないです)
거부하다 / 拒否する
【거부하다】(拒否する)も 【거절하다】(拒絶する) も同じような意味で使うことができます。
함부로 딱 잘라서 거부하지 말고 일단 이야기를 들어보세요.
(むやみやたらにきっぱり拒否するのではなくて、一旦話は聞いてみてください)
「区別する」「選ぶ」という意味を含む動詞と合わせて
구분하다 / 区分する
何かと何かを明確に区分する、はっきり区分すると言いたい時には、【구분하다】(区分する)を、【딱 잘라서】と一緒に使うことで表現できます。
딱 잘라서 구분 하기 힘들다.
(きっぱりと区分することが難しい)
결정하다 / 決定する
【결정하다】(決定する)と 【딱 잘라서】 と一緒に使うと「はっきり決める」「きっぱり決める」という意味を表現することができます。
딱 잘라서 결정을 내리지 못하고 어물어물한 데가 있다다.
(はっきり決めることができなくて、もたもたするところがある)
선택하다 / 選択する
【선택하다】(選択する)と 【딱 잘라서】 と一緒に使うと「はっきり選ぶ」「きっぱり選ぶ」という意味になります。
어느것 하나만 딱 잘라서 선택할 수 가 없다.
(どれか1つだけはっきりと選ぶことができない)
あとがき
いかがでしたでしょうか?
いろんな動詞と組み合わせて使うことができますが、圧倒的に多いのはやはり【딱 잘라서 말하다】の組み合わせです。
【딱 잘라서】以外にも、「はっきり」「きっぱり」「しっかり」という意味で使うことができる副詞はたくさんあるかと思います。
でも、こういう韓国語らしい表現を使えるとぐんっとレベルが上がった感じがするのでは?
ドラマのセリフでもよく登場します。ぜひ、マスターして活用してみてください。