ネイティブがよく使う韓国語【진작】をマスターする。

便利な形容詞・副詞

アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。

今回ご紹介する単語は副詞の【진작】

韓国語会話に欠かせない重要な単語!といっても良いぐらい、王道、定番、鉄板の日常会話必須単語です。

ぜひ、ご一読ください。

ネイティブがよく使う韓国語【진작】とは?

副詞の 【진작】 は、いろんな意味がある単語です。文脈によって以下のような意味で使うことができます。

・もっと前に

・さっさと

・あらかじめ

・前もって

・とっくに

具体的な使い方は次で見ていきたいと思います。

ネイティブがよく使う韓国語【진작】の使い方

過去を振り返っての反省、後悔などを表す場合

【진작】は、現時点から、過去を振り返って「なんで〇〇しなかったのか」と後悔したり、自問したり、相手に尋ねたりする場面でよく使われる表現です。そして、その場合、一緒に使われる活用・語尾表現がほぼ決まっています。

では、早速、【진작】 の相性の良い活用・語尾表現別に例文を紹介していきたいと思います。

【왜 ~지 않았어?】(どうして~しなかった?)と一緒に使う

まずは、相手に「なんでさっさと〇〇しなかったの?」と尋ねる場合の表現です。

「どうして~しなかったの」という意味のある 【왜 ~지 않았어?】 に、 【진작】 を加えればOKです。

몸이 아파다고? 왜 진작 말하지 않았어?

(体の調子が悪いって?なんでさっさと言わなかったの)

【왜 진작~지 않았을까?】(どうして~しなかったのかな?)と一緒に使う

次は、自問するときにパターンです。「どうして、前からずっと〇〇しなかったんだろう?」という反省、後悔を含んだニュアンスです。

난 왜 진작 잘해주지 못했을까?

(なんで前から優しくできなかったのかな)

【~았/었으면】(~だったら )と一緒に使う

過去の仮定表現 【~았/었으면】 (~だったら)も 【진작】と相性ピッタリです。

「あらかじめ~だったら」「前もって~だったら」というニュアンスを表すことができます。

진작 알았으면 오늘 같은 실수 하지 않았을 텐데.

(あからじめ知ってたら今日のようなミスはしなかったのに)

진작 알았으면 결혼 안했어요.

(あらかじめ知ってたら結婚しなかったです)

【~았/었으면 좋았을 텐데】(~していたら 良かったのに)と一緒に使う

過去の仮定表現 【~았/었으면】 (~だったら)に【좋았을 텐데】(~よかったのに・・・)をつけたパターンも 【진작】 と共によく使われます。

「さっさとしたらよかったのに・・・(しなくて後悔)」「前もって~したらよかったのに・・・(しなくて残念)」という状況でよく使います。

이렇게 좋은 곳 진작 알았으면 좋았을 텐데!

(こんな良い場所、もっと前から知ってればよかったのに!)

어차피 해야했는데 진작 했으면 좋았을 텐데.

(どうせしなきゃだめだったんだから、さっさとしたらよかったのに)

【~았/었어야 했는데】( ~しなきゃダメだったのに)と一緒に使う

【~았/었어야 했는데】 (しなきゃダメだったのに)も、後悔、反省を表す時によく使われる表現です。

진작 말했어야 했는데, 그렇게 못했어.

(もっと前に言わなきゃダメだったんけど、言えなかった)

소식을 진작 알렸어야 했는데 바빠서 못했어요. 미안해요.

(知らせを前もって伝えるべきだったのに、忙しくてできなくて。ごめんなさい)

【 ~을걸 그랬어요】( ~すればよかったのに)と一緒に使う

【 ~을걸 그랬어요】 ( ~すればよかったのに) も、【진작】とセットで使われる定番中の定番表現です。

로봇청소기 진작 살걸 그랬어요.

(ロボット掃除機、もっと前に買えばよかったのに)

다이어트 진작 할 걸 그랬어요!

(ダイエットもっと前からやればよかったのに!)

「とっくに」「さっさと」というニュアンスで使う場合

他に【진작】は、「さっさと」「とっくに」という意味でもよく使われます。

【~지】(~しなきゃ)と一緒に使う

婉曲的な命令、勧誘(~しなきゃ、~したらどう?)という意味のある語尾 【~지】 も、【진작】と一緒によく使われます。

「さっさと〇〇したらどう?」「もっと早くに〇〇しなきゃ」と言うニュアンスになります。

그렇게 속상했으면 진작 말하지.

(そんなに気分を害したならもっと早く言わないと)

잘못을 진작 인정하고 사과하지.

(間違いをさっさと認めて謝ったらどう?)

「あきらめる」「やめる」といった投げ出すニュアンスの動詞と一緒に使う

「さっさと」「とっくに」という意味で【진작】を使う場合、【포기하다】(あきらめる)、【단뎜하다】(断念する)、【그만두다】(やめる)といった途中で投げ出すニュアンスのある動詞とセットで使われることが多いです。

출세 같은 것은 진작 포기했다.

(出世はとっくにあきらめた)

그렇게 나쁜 회사는 진작 그만두었다.

(そんな悪い会社はさっさと辞めた)

あとがき

いかがでしたでしょうか?

「前に~しておけば」「あらからじめ~したらよかったのに」「さっと~したらよかったのに」・・・振り返ってみて感じる反省、後悔の気持ちを表すのにとってもぴったりな副詞だということがお分かりいただけましたでしょうか。

とっても良く使われる単語です。ぜひ、マスターして活用してみてください。

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