アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
朝起きた時髪がぼさぼさ、変な方向に髪がはねているというように、「寝ぐせ」がつくことありますよね。
「髪の毛の寝ぐせ」って、韓国語でなんていうのでしょうか?
「寝ぐせ」をそのまま直訳すると、【잠버릇】となりますが、これは、寝ている時のクセ、例えばいびきをかいたり、あちこち動いたりといった行動に関するクセです。
「髪の毛の寝ぐせ」は、【까치집】という単語を使って表現することが多いようです。
【까치】は、鳥の「カササギ」です。 ですので、【까치집】 は、「カササギの家」=「カササギの巣」という意味になります。
髪の毛のぼさぼさ感を鳥の巣に例えて表現するのが、韓国式のようです。
では、具体的な使い方を例文で見ていきましょう。
「寝ぐせがついた髪の毛」と言いたい時には、 【까치집】 と【머리】を組み合わせればOKです。
(韓国のサイトで【까치집 머리】というワードで、画像検索をすると、たくさんの寝ぐせの写真が出てきて面白いです)
까치집 머리
(寝ぐせの付いた髪の毛)
「朝起きたら寝ぐせがついていた」と言いたい時には、【짓다】(建てる)という動詞を使って「カササギの巣を建てた」と表現します。
아침에 일어나니 머리에 까치집을 지었다.
(朝起きてみたら髪に寝ぐせがついていた)
머리에 까치집을 지은 채 허겁지겁 도착했다.
(髪の毛の寝ぐせがついたまま、慌てて到着した)
머리에 까치집을 짓고 맨 얼굴로 요리를 하고 있다.
(髪の毛に寝ぐせを付けて、すっぴんで料理をしている)
他には、【하다】が使われることもあります。
하루종일 눈꼽도 떼지 않고 까치집 머리를 한 채 집안 일만 했다.
(一日中、目やにも取らず寝ぐせのついた髪のまま家の用事だけをした)
以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。