アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
今回は、ドラマでもきっと一度は耳にしたことのある【어때서】という表現を紹介したいと思います。
相手に何か言われて「何が悪いのよ?」と言い返したい時・・・そんな時に使える表現です。
ネイティブがよく使う韓国語表現【어때서】とは?
【어때서】は、【어떻다】が基になっている表現です。
【어떻다】 の持つ「どのように」という意味もなんとなく残っているのですが、実際の使われ方では、相手に何か言われて「~の何が悪くて、そんなことを言うんだ」という反発、反論するときに使われる表現です。
日本語に訳すなら、
・〇〇の何がどうってのよ?
・ 〇〇の 何が問題なの?
・〇〇の何が悪いのよ?
という感じです。
反発、反論するときに使う表現だけに、ちょっとキツく聞こえますので、使う場面や相手には注意が必要です。
私は仲の良い友達や同僚に、ふざけて冷やかされたり、ああだこうだ言われた時に、この表現をよく使っていました。
ネイティブがよく使う韓国語表現【어때서】の使い方
では、使い方を見ていきましょう。
単独で使う
例えば、「あんたの年ではねえ~」といった嫌味を言われて、「年齢が何なのよ!」と言い返すときには、このように。
내 나이가 어때서?
(私の年齢がどうって?何か問題ある?)
他にも、シングルマザーと言うことに対して、ああだこうだ言われたら、このように言い返すことができます。
혼자 아이 키우는게 어때서?
(一人で子どもを育てるのが何が悪いの?)
【어때서】の語尾に、【요】を付ければ、ため口にはなりません。でも、言い返す、反論する表現であることには変わりがないので、使う場面、相手にはちょっと注意が必要です。
나이 차가 어때서요?
(年の差が何か問題ですか?)
혼자 밥 먹는 게 어때서요?
(一人でご飯たべるのが何が問題ですか?)
【뭐가】と一緒に使う
【어때서】 の前に、【뭐가】(何が)がくっつくパターンもよく使われます。「何がどうっていうのよ?」「何が問題だっての?」と相手に反論するニュアンスです。
내 마음대로 사는 게 뭐가 어때서?
(私が好きなように生きるのが何がどうって?何が問題なの?)
나이 드는 게 뭐가 어때서 ?
(年を取るのの何がどうって?何が問題なの?)
【어디가】と一緒に使う
【어디가】(どこが)もセットでよく使われます。「どこがどうっていうのよ?」「どこが問題だっての?」と相手につっかかるニュアンスになります。
내가 사는 게 어디가 어때서?
(私の生き方のどこがどうって?どこか問題って?)
우리 막내가 어디가 어때서? 잘생기고 성격좋고 운동 잘하고 훈남인데.
(うちの末っ子のどこがどうって?どこが問題なの?ハンサムで性格も良くて運動も上手でいい男なのに)
あとがき
いかがでしたでしょうか?
何度か耳にしたことはありませんか?ドラマのセリフで本当によく登場する表現です。
簡単な表現ですが、すごくネイティブっぽさが出せる表現でもあります。
ぜひ、マスターして活用してみてください。