ハングル検定1級に出てくる語彙【副詞】まとめ①

めざせハングル検定1級

アンニョンハセヨ。韓国語ずきのゆきーたです。

韓国語試験の最高峰ともいえる「ハングル検定1級」。出てくる語彙の範囲は、無制限!

一体どうすればいいのやら?となってしまいます。

ですが、過去問は絶対に裏切りません。しっかり過去問を抑えましょう。

今回は、過去問に登場した単語の中から「副詞」に注目して紹介していきたい思います。

누누이 / 何度も、繰り返し

누누이】【누누】は漢字で「縷縷」と書きます。

日本語で「とぎれることなく続く様子」を「縷々として」という表現しますが、その「縷縷」です。

日本語で「縷々として」というと、だらだら長く続く感じですが、韓国語の 【누누이】 は、「何度も」「繰り返し」という意味で使われています。

会話の中では「何度も繰り返し言ったでしょ!」といったような文で登場します。

내가 나오지 말라고 누누이 말했는데.

(私が出てくるなって何度も言ったのに)

누누이 강조했지만 보안에 문제가 생길 가능성이 높다.

(繰り返し強調したが、保安に問題が生じる可能性が高い)

도통 / まったく

【도통】は、漢字で書くと「都統」。どちらの漢字も「すべて」という意味があることからわかるように、 【도통】 は、「すべて」という意味があります。

そこから広がって実際の会話では「まったく」「全然」という意味として、否定文で使われることがほとんどです。

도통 이해할 수 없어요.

(まったく理解できません)

도통 용서가 안 돼요.

(まったく許せません)

가뜩이나 / そうでなくても、ただでさえ

【가뜩이나】は、「そうでなくても」「ただでさえ」という意味の副詞です。

日常会話では、「ただでさえ〇〇〇なのに、△△△まであって最悪!」というような愚痴をこぼす時によく使われています。

가뜩이나 비싼 휴대폰 가격 더 오른답니다.

(そうでなくても高いスマホの値段がさらにあがるそうです)

가뜩이나 생활이 힘든데 코로나때문에 완전히 망했어요.

(ただでさえ生活が大変なのにコロナのせいで完全にダメになった)

득달같이 / 間髪を入れず

【득달같다】と言う単語があります。これは「間髪をいれない」「一刻の猶予もない」という形容詞ですが。

その副詞バージョンが【득달같이】となります。「間髪を入れず」「すぐに」という意味で、普通の会話でもよく使われます。

무슨 일이 생기면 득달같이 모이는 이들의 우정

(何かがあれば間髪入れず集まる彼らの友情)

신제품이 나오면 득달같이 구입해야 직성이 풀린다.
(新製品が発売されれば間髪入れず購入してこそ気が晴れる=購入しないと気が晴れない

여간 / 並大抵に~ではない

【여간】は、漢字で書くと「如干」と書くそうです。日本語では使わない漢字語ですね。

単独での意味は、「普通に」「並々に」「並大抵に」という意味ですが、必ず否定の文で使われます。

例えば、次の文は定番の文としてよく使われます。

여간 힘든 일이 아니에요.
(並大抵の大変な仕事ではありません)

【여간해서】と言う形でもよく使われます。

그러나 이를 인정하는 것이 여간해서 쉽지 않을 것이다.
(でもこれを認めることは並大抵に簡単なことではないだろう)

あとがき

いかがでしたでしょうか?

どの副詞も一般的に使われているものばかり。ハングル検定1級単語=難しすぎて、実用的ではない!といことは全くなく、実際にもどんどん使われているものばかりです。

ぜひ、頑張って覚えてみてください。

※関連記事まとめ

これまでに掲載したハングル検定1級に関する記事です。良ければ合わせてご覧ください。

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