ネイティブがよく使う韓国語表現【염두에 두다】をマスターする。

便利な表現

アンニョンハセヨ。韓国語ずきのゆきーたです。

日本語と韓国語は、文法の語順も似ていますが、使う漢字語も似ていて、その点は学習者にとっても嬉しいことです。

今回ご紹介する【염두에 두다】も、日本語と同じ感覚で使うことができる便利表現です。

ネイティブがよく使う韓国語表現【염두에 두다】とは?

【염두에 두다】を分析すると、

【염두】=「念頭」

-에】 =「~に」

두다】 =「置く」

となります。

直訳すると、「念頭に置く」。日本語でも、使いますよね。

「念頭に置く」を、もっと軽い表現に変えるなら「心がける」というニュアンスです。

日本語とおなじような感覚で、韓国語でもたくさん使われます。

ネイティブがよく使う韓国語表現【염두에 두다】 の使い方

では、どのような使い方をするのかを、よく使われる活用形や語末表現で見ていきたいと思います。

~しました:염두에 두었어요

まずは、過去形です。形は【연두에 두었어요】

「念頭に置きました」「心がけました」と言うニュアンスで使えます。

코로나19 방지를 위해 안전을 염두에 두었어요.

(コロナ防止のために安全を念頭に置きました)

딱 두가지만 염두에 두었어요.

(たった2つだけを念頭に置きました)

~して: 염두에 두고

次によく使われるのは、「~して」という意味の【~고】の形です。

【연두에 두고】となり、「念頭において・・・」「心がけて・・・・」という意味で使われます。

항상 마지막을 염두에 두고 시작해야 합니다.

(いつも最後を念頭に置いて始めなければなりません)

촬영을 염두에 두고 스케줄을 조정했습니다.

(撮影を念頭に置いて、スケジュールを調整しました)

~しなければならい: 염두에 두어야 해요

「~しなければならない」という形も定番です。

【염두에 두어야 해요】となり、「念頭に置かなければなりません」「心がけなければなりません」という意味で使うことができます。

이 점을 반드시 염두에 두어야 해요.

(この点は必ず念頭に置かなければなりません)

부작용에 대해서도 충분히 염두에 두어야 해요.

(副作用についても十分に念頭に置かなければなりません)

~したら: 염두에 두면

仮定表現「~したら」も相性が良いです。

【염두에 두면】となり、「念頭に置いたら」「心がけたら」という意味になります。

「~したら良い」という表現【~면 좋다】とセットで使われることがとても多いです。

그것을 우리가 염두에 두면 좋겠다.

(それを私たちが念頭に置いたら良いと思います)

유학가기 전에 염두에 두면 좋은 점을 설명할께요.

(留学に行く前に念頭に置いたら良い点を説明します)

過去連体形(~した+名詞): 염두에 둔+名詞

過去の連体形「~した+名詞」の形もよく登場します。

【염두에 둔+名詞】で、「念頭に置いた〇〇」となります。

진로까지 염두에 둔 일본생활 어떻게 시작해야 할까요?

(進路まで念頭に置いた日本生活はどのように始めるべきでしょうか)

다음 시험을 염두에 둔 수업을 받을 수 있었습니다.

(次の試験を念頭に置いた授業を受けることができました)

未来連体形(~する+名詞):염두에 둘+名詞

未来の連体形「~する+名詞」の形も定番です。

【염두에 둘+名詞】で、「念頭に置く〇〇」となります。

투자할 때 염두에 둘 것이 몇가지 있어요.

(投資をする時に念頭に置くことがいくつかあります)

먼저 염두에 둘 일은 뭘까요?

(まず念頭に置くことは何でしょうか)

あとがき

いかがでしたでしょうか。

日本語と同じ感覚で使えてとても便利です。

韓国語はいろんな活用や語末表現がありますが、 【염두에 두다】は、今回ご紹介した形で使われることが本当に多いです。

ちょっとお堅い表現のようにも聞こえますが、日常生活でもよく耳にします。

ぜひマスターして活用してみてください。

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