韓国語でなんて言う?「組む」

韓国語でなんて言う?

アンニョンハセヨ。韓国語ずきのゆきーたです。

「組む」という動詞、いろんな場面で使いますよね。

「腕を組む」「肩を組む」「スケジュールを組む」・・・などなど。

日本語では「組む」という動詞1つで表現してしまいますが、韓国語ではどうでしょうか?

今回は、いろんな「組む」を韓国語でなんて言うのか見ていきたいと思います。

肩を組む

「肩を組む」は、【어깨동무하다】と言います。

어깨동무】の【어깨】 は「肩」、 【동무】 は「仲間」を意味します。

なので、 【어깨동무하다】 を直訳すると「肩仲間をする」。

「肩を組む」=「肩仲間をする」・・・ニュアンスは間違ってはいませんが、日本語からはなかなか出こてない発想です。

어깨동무하고 사진을 찍었어요.

(肩を組んで写真を撮りました)

足を組む

「足を組む」は、 【꼬다】 と言う動詞を使います。

【꼬다】 は、「ねじる」という意味がある動詞です。

【다리를 꼬다】で、「足をねじる」→「足を組む」と言う発想です。

다리 꼬고 앉으면 자세가 나빠져요.

(足を組んで座ったら姿勢が悪くなります)

腕を組む

「腕を組む」は、 【팔짱】と言う名詞と、끼다 と言う動詞で表現します。

【팔짱】 は、「腕組み」と言う名詞。다】 は、「脇にはさむ」という意味がある動詞です。

なので、【팔짱을 끼다】を直訳すると「腕組みを挟む」という意味になってしまい、ちょっとくどい感じなのですが、韓国語では【팔짱을 끼다】で、「腕を組む」になります。

「腕を組む」というと、2人の人が「腕を組みあわせる」場合もありますし、1人が「自分の両腕を胸の前で組む」と言う場合もあります。どちらも場合も、【팔짱을 끼다】で大丈夫です。

친구와 팔짱 끼고 걸었어요

(友達と腕を組んで歩きました) ※2人の人が、腕を組み合わせている場合

그는 계속 팔짱끼고 생각하고 있어요.

(彼はずっと腕組みをして考えています)※1人で自分の両腕を胸の前で組んでいる場合

スケジュールを組む

「スケジュールを組む」は、【짜다】と言う動詞を使います。 【짜다】 は、「組む」「組み立てる」という意味があります。

「スケジュール」は、外来語そのまま【스케줄】または、「日程」と言う意味の【일정】を使って表現し、 【스케줄을 짜다【일정을 짜다】 で「スケジュールを組む」「日程を組む」の出来上がりです。

여행일정을 짜봤습니다.

(旅行の日程を組んでみました)

스케줄을 짜서 알려드리겠습니다

(スケジュールを組んでお知らせいたします)

チームを組む

「チームを組む」の「組む」も、 【짜다】 (組む、組み立てる)で表現し、【팀을 짜다】となります。

대학교에서 팀을 짜서 하는 과제가 있어요.

(大学で、チーム組んで行う課題があります)

座禅を組む

最後は、ちょっとマイナーな表現ですが、「座禅を組む」について。

「座禅」は、漢字をそのままハングルにして【좌선】という単語があります。ですが、これだけでは、通じにくいようで、あまり使われていないようです。

その代わり、【가부좌】跏趺坐)という単語で表現されることが多いようです。

跏趺坐」は、座禅の正しい姿勢を意味するそうで、韓国語で「座禅」という時、この【가부좌】が使われる場合が多いです。

가부좌를 하다】( 跏趺坐をする=座禅をする) 又は、【틀다】(ひねる)と言う動詞を使って 【가부좌를 틀다】 と表現します。

どちらもマイナーで、頻出表現ではありませんが、頭の片隅にでも。

가부좌를 오래하다보면 허리도 아프고 엉덩이도 아파요.

(座禅を長い時間組むと、腰も痛くてお尻も痛いです)

あとがき

いかがでしたでしょうか。

「組む」にも、いろいろありますね。前に来る名詞が何かで、動詞がいろいろ変わるので、ちょっと注意が必要ですが、ぜひ活用してみてください。

以上、本日の「韓国語でなんて言う?」でした。

韓国語でなんて言う?
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