ハングル検定1級に出てくる語彙 慣用表現まとめ②

めざせハングル検定1級

アンニョンハセヨ。韓国語ずきのゆきーたです。

韓国語試験の最高峰ともいえる「ハングル検定1級」。出てくる語彙の範囲は、無制限!

一体どうすればいいのやら?となってしまいます。

ですが、過去問をしっかり押さえておくのは本当に大切です。

今回も過去問に登場した慣用表現を紹介したいと思います。

第一弾の記事はこちらです。

획을 긋다:節目となる

【획을 긋다】は、直訳すると「線を引く」です。

意訳として、「一線を画す」という意味で使われます。

辞書では「範囲や期間を区切る」と紹介されていて、例えば「歴史の節目となる」「一時代を画す」といった表現でよく使われます。

한 시대의 획을 긋는 작품

(一時代を画す作品)

22년 역사에 획을 긋었다.

(22年の歴史の節目となった)

주눅이 들다:いじける、気後れする

【주눅】は、「いじけること」「気おくれ」という意味がある名詞です。

動詞【들다】を伴って「いじける」「気おくれする」という意味で使われます。

선수들이 주눅 들지 않고 자신의 것을 모두 보여주면 좋겠다.

(選手が気後れすることなく自分のすべてを見せてくれると良いのだが)

주눅이 좋다:厚かましい

先に紹介した【주눅】を使った別の表現【주눅이 좋다】は、「厚かましい」という意味になります。

多くの場合、【주눅이 좋게】の形で使われ「厚かましくも」と言う意味で使われます。

누가 뭐라해도 그 사람은 주눅 좋게 자기만의 스타일을 고집한다.

(誰が何を言ってもその人は厚かましく自分だけのスタイルにこだわる)

가닥을 잡다:糸口をつかむ、~する方向に決める

【가닥】は、「糸の筋」。

それに、「つかむ」を意味する動詞【잡다】を組み合わせできる【가닥을 잡다】は、「糸口をつかむ」という慣用表現です。

이 사건은 해결의 가닥은 아직 잡지 못했습니다.

(この事件は解決の糸口をまだつかめていません)

「糸口をつかむ」という以外に、「方向性を決める」と言うニュアンスで使われていることもとても多いです。

1인당 25만 원씩 지급하는 쪽으로 가닥을 잡았다.

(1人当たり25万ウォンずつ支給する方向に決めました)

공장을 매각하는 방향으로 가닥을 잡았다.

(工場を売却する方向で決めました)

밑도 끝도 없다:やぶからぼうに、きりがない

【밑도 끝도 없다】は、直訳すると、「底も終わりもない」になるのですが、要は、「訳が分からない」ということです。

実際の使われ方では、「やぶからぼうに」「きりがない」「際限がない」「根拠がない」・・・などいろんなニュアンスで使われています。

밑도 끝도 없이 비난하고 공격한다.

(やぶからぼうに非難して攻撃をする)

밑도 끝도 없이 무슨 말 해?

(やぶからぼうに何を言うの?)

근거를 제시하면서 이런 주장을 해야 되는데 밑도 끝도 없이 그렇게 주장을 하면 누가 믿겠어요?

(根拠を提示しながらこのような主張をしなければいけないのに、根拠もなく、そのように主張したら誰が信じるでしょうか)

밑도 끝도 없이 웃긴 시트콤

(きりがなく笑えるシチュエーションコメディ)

参考:ハングル検定1級過去問に出てきた「四字熟語」に関する記事

めざせハングル検定1級
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