アンニョンハセヨ。韓国語ずきのゆきーたです。
ドラマ『愛の不時着』にどっぷりつかった後、最近は、パク・ボゴム出演の『青春の記録』にはまりつつある今日この頃です。
その『青春の記録』の中に、私の大好きな単語【긴가민가】が登場していました。
「キンガミンガ」と発音するこの単語・・・覚えやすくないですか?
はじめて「キンガミンガ」と聞くと、「何?これ?」って感じですが、語源を知ると「なるほどね!」という感じです。
そして、日常生活でもたくさん登場するので、ぜひマスターしてみてください。
ネイティブがよく使う韓国語【긴가민가】とは?
【긴가민가】は、副詞です。語源は【기연가미연가】だそうです。
【기연】は、「其然」(もちろんそうだ)、【미연】は、「未然」(まだそうならない、まだ決まっていない)という意味です。
そのまま訳すと「もちろんそうなのか、まだ決まっていないのか」
そして、時代の流れとともに【기연가미연가】が短くなって【긴가민가】になったそうです。
そして、日常的に使われる意味は「はっきりしない」「そうなのか、そうでないのかはっきり分からない」となります。
ネイティブがよく使う韓国語【긴가민가】の使い方は?
では、具体的な使い方を見ていきたいと思います。
【하다】と一緒に使う
もっとも一般的な使い方は動詞の【하다】と組み合わせて使う方法です。
【긴가민가하다】という形で「はっきり分からない」「はっきりしない」という意味で使われます。
현실적으로 가능할지 긴가민가해요.
(現実的に可能なのかどうかはっきりしません)
여론조사 결과에서 우세하다고 나와도 긴가민가했어요.
(世論調査の結果では優勢だと出ましたがはっきりわかりませんでした)
어떻게 구별해야 되는지 잘 몰라서 긴가민가했어요.
(どうやって区分すべきか分からずはっきりしませんでした)
처음에는 긴가민가했는데, 확실히 효과가 있었어요.
(初めは、はっきりわかりませんでしたが、確実に効果がありました)
副詞らしく使う
【긴가민가】は、副詞です。副詞らしく、他の動詞を修飾する形で使われることも多いです。
【헷갈리다】(こんがらがる)、【구분이 되다】(区分がつく)といった動詞とセットで使われて、「はっきり分からなくて、区分がつかない」というニュアンスで使われます。
긴가민가 헷갈려요.
(はっきりしなくてこんがらがります)
긴가민가 구분이 되지 않아요.
(はっきりしなくて、区分ができません)
名詞のように使う
【긴가민가】に、【ー이다】(~である)をくっつけて、名詞のように使うケースも時々見かけます。
意味としてはやはり「はっきりしない」「はっきりわからない」になります。
아직 효과에 대해 긴가민가예요.
(まだ効果についてははっきりしません)
그 이유는 아직 긴가민가이다.
(その理由はまだはっきりしない)
あとがき
いかがでしたでしょうか。
「どっちかわからない」「はっきりしない」という状況では、「キンガミンガ」というおまじないのような不思議な発音の【긴가민가】が大活躍してくれるはずです。
ぜひマスターして活用してみてください。