ネイティブがよく使う韓国語【자존심이 상하다】をマスターする。

便利な表現

アンニョンハセヨ。韓国語ずきのゆきーたです。

今回ご紹介する【자존심이 상하다】は、ほんとうに、ほんとうに韓国でよく耳にした表現です。

日本語でも似たような表現はありますが、その使用頻度は、韓国の方が上回るのでは?と個人的な感覚ではありますが、感じています。

正に「ネイティブがよく使う韓国語」と言える【자존심이 상하다】の意味と使い方をみていきましょう。

ネイティブがよく使う韓国語【자존심이 상하다】とは?

【자존심이 상하다】【자존심】は、「自尊心」=「プライド」とう意味。

そして、【상하다】は、「傷つく」。

つまり、直訳すると「プライドが傷つく」となります。

会話では、助詞の【이】がよく省略されて、【자존심 상하다】と使われることも多いです。

韓国人は、「メンツ」とか「体面」を大事にすることが多く、また、自分の「プライド」ということへもかなりこだわりを持っているように感じます。

そのせいか、誰かに馬鹿にされたり、きちんと評価されなかったり、自分の力とは程遠い大きなミスをしてしまったり、ライバルに負けてしまったり、というような時に、この表現を使って気持ちを表現していることがとっても多いです。

ネイティブがよく使う韓国語【자존심이 상하다】の使い方

次に【자존심이 상하다】がよく使われる活用の形と例文をみていきたいと思います。

へヨ体&へヨ体の過去形

一番よく使われるのは、へヨ体【자존심이 상해요】や、へヨ体の過去形【조존심이 상했어요】です。

例えば、人に相手にされなかった時の憤りを伝えるなら・・・

무시를 당해서 자존심이 상했어요.

(相手にされずプライドが傷つきました)

悪く言われて気分を害したなら・・・

힘없는 사장이라는 말 듣고 자존심 상했어요.

(力のない社長という言葉を聞いて、プライドが傷つきました)

間違うはずのない自分が間違いをしてしまったときの悔しさを表現するなら・・・

저는 한개라도 틀리면 너무 자존심이 상해요.

(私は一つでも間違えたらとてもプライドが傷つきます)

賞をもらえない悔しさを表現するなら・・・

상을 못 받아서 자존심이 상했어요.

(賞をもらうことができずプライドが傷つきました)

現在連体形(~+名詞)

名詞を修飾する形【자존심이 상하는+名詞】もよく使われます。

例えば【자존심 상하는 말】(プライドが傷つく言葉)、【자존심 상하는 일】(プライドが傷つくこと)といったような使い方です。

직장 상사에게 자존심 상하는 말을 들었습니다.

(職場の上司からプライドが傷つく言葉を聞かされた)

10살 어린 상사한테 일 배우는게 자존심 상하는 일이 절대 아니에요.

(10歳下の上司から仕事を習うのは、プライドが傷つくことでは絶対にありません)

먼저 사과하는 것은 자존심이 상하는 것일까요?

(先に謝ることはプライドが傷つくことでしょうか?)

【応用編】~다 못해(あまりにも~すぎて)

【자존심이 상하다】と相性よく使われる表現として、「あまりにも~すぎて」という意味の【~다 못해】があります。

【자존심이 상하다 못해】という形で、「プライドが傷つきすぎて~」という意味になります。

자신이 남보다 못하다고 생각하면 너무 자존심이 상하다 못해 도중에 포기해버리는 경우가 많다.

(自身が他の人よりできないと思ったら、プライドが傷つきすぎて、途中であきらめてしまうことがおおい)

국민으로서 자존심 상하다 못해 비참하다는 감정까지 느낀다.

(国民としてプライドが傷つくあまり、悲惨だという感情すら感じる)

자존심이 상하다 못해 속이 부글부글 끓을 때가 한두 번 아니었다.

(プライドが傷つくあまり、はらわたが煮えくりかえることが一度や二度ではなかった)

あとがき

いかがでしたでしょうか。

他にも【자존심】を使った表現はたくさんあります。けれど、この【자존심이 상하다】が断トツでよく使われているように思います。

ドラマでもよく耳にしますし、日常会話でも頻繁に出てきます。ぜひマスターして活用してみてください。

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