アンニョンハセヨ。韓国語ずきのゆきーたです。
「韓国語でなんて言う?」シリーズ・・・今回は、「まぐれ」「まぐれ当たり」という表現を紹介したいと思います。
「まぐれ」は、韓国語で【요행수】
韓国語で「まぐれ」「まぐれ当たり」は、【요행수】と言います。
【요행수】は、漢字で「僥倖數」と書きます。
「僥倖」は、「ぎょうこう」と読み、「思いがけない幸い」「偶然に得る幸運」を意味します。
「數」は、「数」のことで、この場合、「運数」を意味するようです。
つまり、「僥倖數」は、「思いがけない幸運の運数」ということで、ニュアンスとしては「思いがけずラッキー!」といった感じです。
【요행수】の使い方
では、次に【요행수】の使い方を見ていきましょう。
まぐれだ
シンプルに「まぐれだった!」という場合にはこのように。
그 발견은 요행수였다.
(その発見はまぐれだった)
まぐれで
「まぐれで」という場合には、手段を表す助詞【로】(~で)を使って表現します。
요행수로 합격하기는 어렵다.
(まぐれで合格するのは難しい)
まぐれを狙う
「まぐれを狙う」という場合には、そのまま「狙う」という意味のある動詞【노리다】を使えば大丈夫です。
요행수를 노리다.
(まぐれを狙う)
まぐれを期待する
「まぐれを期待する」というニュアンスを伝えたいときには、動詞の【바라다】(望む、願う)が使われることが多いです。
사람들은 기적이나 요행수를 바랍니다.
(人々は奇跡やまぐれを願います)
요행수를 바라지 말라.
(まぐれを期待するな)
他に、動詞の【믿다】(信じる)が使われることも。
요행수룰 믿고 주식을 샀어요.
(まぐれを信じて株を買いました)
まぐれは無理
「まぐれ」を期待したいけど、でも、実際「まぐれ」では無理なことが多いです。
そんな時、韓国語では「まぐれは通じない」と表現することが多いです。
이 시험에는 요행수는 통하지 않다.
(この試験にはまぐれは通じない)
あとがき
いかがでしたでしょうか。
日本語では、「まぐれ」と、ひらがなワードですが、韓国語では「僥倖數」【요행수】という漢字語を使うなんて・・・ちょっと意外ではありませんか?
漢字は難しいですが、発音は「ヨヘンス」とまあまあシンプル。ぜひぜひ、会話にも活用してみてください。