アンニョンハセヨ、韓国語ずきのゆきーたです。
私は、授業で教えている生徒さんに韓国語作文をするようにおすすめしています。
作文をしてみると、「〇〇って韓国語でどう言うんだろう?」と疑問に思うことがたくさん出てきます。
そこで、今日は今までに生徒さんに聞かれた「韓国語でなんて言う?」の中から、「腹筋が割れている」という表現について書いていきたいと思います。
「腹筋が割れている」をそのまま韓国語に翻訳すると、【복근이 갈라져 있다】となります。この表現、まったく使われないこともないようですが、あまりお目にかかりません。
では、どのように表現するのかというと・・・ということで、代表的な3つの表現をご紹介したいと思います。
【왕자 복근】を使った表現
「割れた腹筋」を漢字の「王」の字に例えて、【왕자 복근】(王の字腹筋)と表現します。
「腹筋が割れている」もこの【왕자】を使って表すことが多いです。
例えば、「腹筋が割れている」=「腹筋に王の字が刻まれている」という発想で、こんな風に。
복근(배)에 왕자가 새겨져 있어요.
(直訳:腹筋 or お腹に王の字が刻まれています)
(意訳:腹筋が割れています)
他にも、「腹筋が割れている」=「腹筋に王の字が作られている」という発想で、こんな風にも。
복근(배)에 왕자가 만들어져 있어요.
(直訳:腹筋 or お腹に王の字が作られています)
(意訳:腹筋が割れています)
「『割れた腹筋』を手に入れる」という表現は、「『割れた腹筋』を作る」という表現を使って、こんな感じで。
왕자 복근을 만들자.
(直訳:王の字腹筋を作ろう)
(意訳:割れた腹筋を手に入れよう)
「腹筋に『王の字』が見える」という言い方も時々見かけます。
복근(배)에 왕자가 보여요.
(直訳:腹筋 or お腹に王の字が見えます)
(意訳:腹筋が割れています)
【십일자 복근】を使った表現
「王の字」という表現以外には、「十一字」【십일자】という表現も使われます。
セットで使われる動詞は、【있다】(ある)、【만들다】(つくる)、【보이다】(みえる)などです。
복근(배)에 십일자가 있어요.
(直訳:腹筋 or お腹に十一字が見えます)
(意訳:腹筋が割れています)
십일자 복근 몸짱 만들기
(直訳:十一字腹筋の作り方)
(意訳:割れた腹筋の作り方)
【식스팩】を使った表現
もう1つの表現は、英語の【six pack】を使う表現です。
韓国語では、【식스팩】と書きます。
セットで使われる動詞は、【있다】(ある)、【만들다】(つくる)、【보이다】(みえる)などです。
복근(배)에 식스팩 있어요.
(直訳:腹筋 or お腹にsix packが見えます)
(意訳:腹筋が割れています)
식스팩 만드는 복근운동
(直訳:six packを作る腹筋運動)
(意訳:割れた腹筋ができる運動)
식스팩 복근 만들려고 운동할 때 꼭 알아야 하는 것
(直訳:six packの腹筋を作ろうと運動する時に、必ず知っておくべきこと)
(意訳:割れた腹筋を作ろうと運動する時に、必ず知っておくべきこと)
あとがき
いかがでしたでしょうか。
「割れている」という動詞をそのまま使うより、「王の字腹筋」「シックスパック腹筋」などの特殊な名詞表現が韓国語ではよく使われています。
ぜひ活用して使ってみてください。
以上、「韓国語でどう言う?」でした。
ありがとうございます。