韓国語で表現する「育児用品」

便利な名詞

アンニョンハセヨ。韓国語好きのゆきーたです。

外国語の勉強をしていると、自分の生活にあまり関係のない分野の語彙は、なかなか接する機会もなく、覚えられないことが多いです。

私も、韓国にいた当時は子供もいなかったので、育児関連の言葉ってほぼ気にせず素通りしていました。

でも、子育てしている中で、ふと「あれ、これって韓国語でなんていうんだったっけ」って振り返ることも多く・・・そこで、今回は「この育児用品は、韓国語で何という?」というテーマでお伝えしていきます。

ベビーカー  유모차

まずは、ベビーカー。日本でも昔は「乳母車」って言ったりしてましたが、韓国語では、「乳母車」の漢字の読みをハングルにして【유모차】と言います。

動詞の【태우다】(乗せる)が一緒によく使われます。

유모차에 아이를 태워서 나들이를 했어요.

(ベビーカーに子供をのせてお出かけしました)

チャイルドシート 카시트

チャイルドシートは、韓国語でも外来語を使って【카시트】と言います。

小さい赤ちゃん用のものは、ベビーを付けて【베이비카시트】と言ったり、ちょっと大きめの子用のものは【주니어카시트】(日本語では、「ジュニアシート」)と言ったりもします。

チャイルドシートを車に「取り付ける」という表現は、動詞の【장착하다】(装着する)、【설치하다】(設置する)を使うことが多いようです。

카시트를 차에 설치했어요.

(チャイルドシートを車に取り付けました)

よだれかけ 턱받이

よだけかけは、【턱받이】。直訳すると「あご受け」。

「よだれかけをする」という動作は、【하다】(する)を使ったり、「かける」という意味のある【걸다】を使ったりします。

턱받이를 하고 이유식을 먹어요.

(よだれかけをして離乳食を食べます)

母子手帳 산모수첩

日本語では「母子手帳」ですが、韓国語では【산모수첩】(産母手帳)と表現します。

日本では、母子手帳は居住地の自治体から発給されますが、韓国の場合には、通院中の各病院で受け取るそうです。

병원에서 초음파로 임신 확인 후 산모수첩 발급 받았어요.

(病院で超音波によって妊娠を確認した後、母子手帳を発給してもらいました)

だっこひも・おんぶひも 아기띠 / 포대기

だっこひもは、【아기띠】と言います。直訳すると「赤ちゃん紐、赤ちゃん帯」です。

「抱っこ紐をする」は、動詞の【메다】(かつぐ、背負う)を使います。

아기띠 메고 산책했어요.

(だっこ紐をして散歩しました)

【아기띠】は、日本でも広く使われている抱っこ紐を意味します。

そして、もう1つ韓国には【포대기】というものがあり、これが日本のおんぶ紐に相当するものになるのかなと思います。

韓国式のおんぶ紐ともいえる【포대기】は本当にただの1枚の布に紐が付いているだけのものです。

シンプルなのですが、使い勝手が良いらしく、韓国ではメジャーな育児用品です。最近は現代風にいろいろアレンジされたものも出てきているようです。

こちらが【포대기】の写真です。体全体を巻き付ける布でおんぶする感じです。

ちなみに、「おんぶする」という単語ですが、【업다】(背中に背負う、おんぶする)という単語もありますが、幼児語として【어부바】という単語もよく使われています。

포대기로 어부바를 해요.

(おんぶ紐でおんぶをします)

哺乳瓶 젖병

哺乳瓶は【젖병】。【】は「お乳」、【】は「瓶」を意味するので、「お乳瓶」となります。

「哺乳瓶で飲ませる」という時の「飲ませる」は、【먹이다】を使います。

젖병으로 먹여요.

(哺乳瓶で飲ませます)

粉ミルク 분유

粉ミルクは、「粉乳」という漢字語から【분유】

粉ミルクはお水で溶かして飲みますが、その動作は【타다】(別の液体を混ぜる、別の液体で割る)という動詞を使って表現します。

정수기 물을 받아 그대로 분유를 타요.

(浄水器で水を汲み、そのまま粉ミルクを溶かします)

おむつ 기저귀

おむつは【기저귀】です。

「おむつをはかす」は、【채우다】(あてる、身に着ける)、「おむつをかえる」は、動詞【갈다】(とり替える)を使って表現します。

아이에 기저귀를 채워요.

(子供におむつをはかせます)

기저귀를 갈았어요.

(おむつを替えました)

おしりふき 물티슈

おしりふきは、「水ティッシュ」という意味の【물티슈】を使います。

「おしりふきで拭く」の「拭く」は、動詞の【닦다】を使います。

물티슈로 아기 엉덩이를 닦아줘요.

(おしりふきで子どものお尻をふいてあげます)

おくるみ 겉싸개 / 속싸개

日本では、赤ちゃんをくるむ布全般に「おくるみ」または「アフガン」ってまとめて表現しますが、韓国では、【겉싸개】【속싸개】という2つの言い方をしていることが多いです。

その場合、

ただの布状のおくるみ。内側用。=【속싸개】

外出時用のおくるみ。外着的なもの。=【겉싸개】

という使い分けがされています。

おくるみで赤ちゃんを包む動作は、【감싸다】(くるむ)や【싸다】(つつむ)を使います。

아기를 속싸개로 감싸요.

(赤ちゃんをおくるみで包みます)

아기 속싸개 싸는 방법

(赤ちゃんをおくるみでくるむ方法)

ガーゼハンカチ 가제 손수건

育児の必須アイテムとして「ガーゼのハンカチ」を使うのは、日本も韓国も同じようです。

この「ガーゼ」という単語、元はドイツ語だそうで、韓国語でもやはり「ガーゼ」は「ガーゼ」でした。

韓国語では【가제】と書きます。【거즈】と書かれることも多いです。

そのガーゼと「ハンカチ」を意味する【손수건】を合わせて【가제 손수건】となります。

ハンカチで「拭く」も、 【닦다】で表現します。

가제 손수건으로 얼굴을 닦아 줘요.

(ガーゼハンカチで顔を拭いてあげます)

おしゃぶり 노리개 젖꼭지

おしゃぶりは、韓国語では【노리개 젖꼭지】と言います。

【노리개 젖꼭지】【노리개】は、「ひまつぶしに遊ぶもの」という意味で、【젖꼭지】は、「乳首」という意味なので、本当にそのままですね。

「おしゃぶりをくわえる」は、【물다】(かむ)を使って表現します。

노리개 젖꼭지를 물고 있어요.

(おしゃぶりをしゃぶっています)

以上、ざーっと思いついた育児用品の韓国語を紹介してみました。

どうでしょう?すでにご存じの単語もあったかもしれませんが、意外な表現もあったかもしれません。

名詞だけではなく、その名詞とセットで使う動詞も合わせて覚えると、いざ使う時にとても便利です。

何かの参考になればうれしいです。

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